ライオン事務器 新規上場会社紹介レポート
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証券リサーチセンターがライオン事務器のレポートを公開した内容は、オフィス空間の設計から運用までを包括的に支援するソリューション企業として、東証スタンダードに新規上場した同社の事業概要と成長見通しを詳述している。文具・事務用品、オフィス家具、事務機器の製造販売を主力とし、大塚商会などのパートナーとの協業や「オフィスまるごと提案」によるワンストップサービスが強みだ。事業は販売店、エンタープライズ、文教の3ユニットとECプラットフォーム「ナビリオン」で構成され、24/9期売上高は348億9400万円(前期比5.7%増)と堅調に推移した。文教事業ではGIGAスクール構想によるICT機器需要が寄与し、特に第2次特需として26年頃の端末更新需要に期待が集まる。25/9期会社計画では売上高365億5500万円(同4.8%増)、経常利益12億1200万円(同3.8%増)を見込み、初配当5円を予定。上場初値374円、時価総額117億3200万円で、公募価格213円を上回る滑り出しとなった。競合大手に対し、多様な製品提案とパートナー連携で差別化を図る姿勢が注目される。